こんにちは!てらです。
今日は、妻から聞いたすごい話をシェアしたいと思います。
タイトルの通り私の妻は自己肯定感が爆低です。
といつも自分で言っています。
では、なぜ妻が自己肯定感が爆低なのか?というところなのですが、
本人曰く学生時代の荒れた環境のせいらしいのです。
小学校、中学校と学級崩壊が起きていて、ほとんどまともに授業が行われていなかったそうなんです。
本来義務教育で行っているであろうマットや跳び箱とか、数学や歴史の知識なんかも「え?そんなの習ってないよ」レベルなんですね。
また地方の田舎育ちで両親ともに教員だったこともあり、いつもプレッシャーがかかっていたり、お義父さんが「ザ・昭和の厳しい父親」というのもあって、
極度に自分に自信がもてなかったり、
他人の目を気にしてしまったりする性格なんですね。
さらには他人と自分を比べてもの凄く落ち込んだりします。
そして、感情の波も激しく、周りにぶつけてしまってはその後自分を責める。
という負のスパイラルを繰り返して苦しんでいました。
そんな妻が最近「わたし自己肯定感が上がってきたの」と言ってきました。
たしかに表情が明るくなり、波の幅も小さくなってきていたので、
「何か意識していることあるの?」
と聞いてみると、その回答が「なるほど、それは面白い!」というものだったので、
これはみなさんにシェアしなきゃということで話していきます。
妻が始めたメンタルケアは3つあります。
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① 即効キレイ作戦
② ルイトモの再定義
③ 脱SNS
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1つ目は、「即効キレイ作戦」。
妻は化粧品が好きなんです。
美容液とか乳液とかめちゃくちゃこだわってるんですね。
インスタやXなどでも常に最新情報を集めてます。
それで、その新しい化粧水をトライしてみるとすぐに効果が出て、
毛穴が引き締まった!と。
(これがどういいのかはぼくにはわかりませんが…笑)
で、そこで自己肯定感=セルフイメージが上がったということなんですね。
すぐに効果の出る好きなモノを取り入れることで気分が上がる。
すると、前向きに物事を考えたり、楽しみを増やせたりするわけです。
そして、大切なのは
『自分の納得する』ものを使うことだそうです。
これがいい!というものを効果を確かめて根拠をもって使う。
そうすることで自分が満たされるというのです。
ここまで私は聞いて、「いいな」と思うと同時に
まだまだ「モノ」が基準になっていて大丈夫か?と心配にもなりました。
ライフコーチとしてコーチングや自己啓発などの勉強をしていると、
やはりその辺引っかかるんですよね。
「モノ」だけに支配されてしまうと、
ブランドものじゃないと気が済まない、
見かけばかりを気にする人間になってしまうことが多い。
そこを懸念しました。
ですが、今回のケースだとある意味一時的なテンションを上げる方法ということで考えると効果的なんですよね。
行動する「きっかけ」として好きなものがあり、それをガソリンにして
エンジンを回す。
すると、自動車が動き出し、好きなところに行ける。
というわけ。
だからこれはこれでアリなんだろうなぁ、と思い直しました。
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2つ目は、「ルイトモの再定義」です。
これ、ちょっと何言ってるかわかんない状態ですよね(笑)
ルイトモというのは「類は友を呼ぶ」の略語です。
この言葉へのイメージを転換したのがよかったみたいなんです。
というのも、
学級崩壊を経験していた小中学校時代に、
教員や周りから「ルイトモ」だねって言われていたそうです。
で、その時って基本的に「自分たちは悪いことをしている」って自覚があるんですよね。
これ、学級崩壊に関わった人にしかもしかしたら分からないかもしれませんが、この状況になっているクラスで一番苦しい想いをしてるのって子どもなんです。
みんな分かってるんですよね。
このクラスのままじゃいけないって。
どこかでもっと前向きになりたいって思ってる。
でも、担任がうまくやってくれない。どうにもならない。
ちょっと目立てば自分がいじめられる。
って行動を起こせていない状態なんです。
だから、そんなときに「ルイトモ」って言われたら自動的に悪いイメージをもつんです。
だから妻は学生時代からずっとセルフイメージが悪かった。
でも、今では子育てを通して出会ったママ友はみんな良い人で尊敬できる人ばかり。
仕事も一生懸命やり、仕事復帰も考えて前向きに頑張っている人ばかり。
そんなすごい人たちとわたしって一緒にいていいのかな?
と悩んだこともあったそうです。
ここで発想の転換。
「類は友を呼ぶ」ってことは、そのすごい人たちと一緒にいるわたしもすごいんじゃない!?
と考えるようにしたそうです。
すると、一気に気持ちがラクになり、自己肯定感が高まったように感じている、と。
これコーチングでも「チャンクアップ」といって視点を上げる方法があるんですね。
物事のとらえ方のレベルを上げる、解像度を上げるってことです。
客観視するとも言います。
これをたくさん悩んだ結果、自分でやっていたんですね。
もののとらえ方を変えてみる。
というのは自己肯定感についても効果的だと分かりました。
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3つ目は、「脱SNS」。
妻はかなりのSNSのヘビーユーザーでした。
様々な最新情報を手に入れて、美容や子育てに取り入れているのがすごいなと思う一方で、
どうしてもうまくいっている人の発信ばかりが目に入り、それと比べてしまっていました。
それは自分でもそう捉えていて、
「どうにかしなきゃな」と
思っていたときに、
iphoneのとある機能を見つけたそうなんです。
それが、アプリの使用時間を制限できる機能。
自分で15分とか設定すると、そのアプリを使ってその時間に達すると使えなくなるんです。
画面上でアプリがちょっと薄くなってタップできなくなるんですね。
そんな機能があるなんて知りませんでした。
で、これをやり始めたら、
自分がこれまでいかにSNSばかりやっていたのかに気づけた、と。
そして、半強制的にSNSから離れるので、
ネットの向こう側のキラキラした人と比較することも激減したそうです。
よく自己啓発の本などでは
「他人と比べなくていい」
「自分らしく生きればそれでいい」
と言われます。
私もそういう発信をしていますが、
でも実際は他人と比べないって本当に難しい。
これまで20年以上比べられて生きてきた人だったら尚更です。
だったら、比べてしまう原因から離れるのが一番手っ取り早いですよね。
それが今回の「脱SNS」だったんですね。
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ここまでの話を聞いて、私がすごく納得したのは
自己肯定感というのは必ずしも過去の経験や環境を変えなければいけないわけではなくて、
仮説を立てる
↓
行動する
↓
実感する
↓
マインドセットが変わる
という流れで高めていけるものなんだいうことです。
仮説を立てるの部分は今回の妻はなかったのかもしれませんが、潜在的には「今の自分を変えたい!」というニーズをもっているので、
常にどうしたら自己肯定感を上げられるかなと考えていたわけです。
そこで、新しい化粧品を試してみる、とか今までの考え方に疑問をもってみるという行動を起こしてみた。
すると、
その行動によって得られたものがかなり自分にとってプラスであるという実感をする。
こうなると、
自分の行動は実感の伴ったマインドセットになるので定着しやすいのです。
これを意識的に取り入れてみると、
自分のマイナスイメージをもっている課題を解決するヒントになるはずです。
ぜひ、今からでも取り入れてみてください。
それでは、今日はこの辺で!
てら
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